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幸せは不幸の反対ではなく、よいものは悪いものの反対ではない
Sun.15.02.2009 Posted in Quad
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瀬戸内寂聴という人はよく知らないんだけれども、昨日テレビで「愛」について話しているのを見ていたら、彼女は「愛は想像力」だという話をした。
よく聞いてみると、最近どこかで同じ話を聞いたぞ、と思ったのだが、「愛がうんちゃら」というのは(もちろん)そんなに僕にとって食いつくテーマじゃないわけで。

あ、この話はバッキンガムだと。
しかもさっき読んだ。

花粉症の薬をもらいに行ったお医者のロビーで読んだ。待ち時間対策で持っていったマーカス・バッキンガムの「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」の第一章を読んで、僕はピーター・センゲくらいバッキンガムへの気持ちがふくらんだのだ。
その第一章は、結婚生活について知らなければならない、たったひとつのことについての研究が書かれていて、ミンツバーグのマネジャー論を読んでなんにも響かなかった僕は、そのリベンジを果たしみたいな気持になって揚々と引き上げてきたのだ。

瀬戸内寂聴の話の内容は、不倫も純愛なら許されるとか都合のいいところしか頭に残ってないのだけれど、バッキンガムのほうは(まだ本編を読み切ってないけど)どんどん僕の頭の中で(仕事で使えるフレームとして)発展しているのだ。


ここ100年くらい、マネジメントの研究では失敗から学ぶ、欠点を直して理想に近づく、といういわゆるGAP(ギャップ)アプローチとかデフィシット(欠点)アプローチと呼ばれる手法が盛んだった。
結婚や恋愛についても、うまくいかなかった多くの事例から、カウンセラーはこんなアドバイスを続けてきた。
例えば、こんなアドバイスだ。
 あなたのパートナーの強みや弱みや価値観をきちんと理解しよう
 だから相手の話をよく聞きなさい
 相手が自分と違うことを理解しなさい
 ウソをつかずにオープンでいなさい
 お互いがお互いを理解すること、これが誤解を防ぐ唯一無二のことなのだから
これらは確かにうまくいかなかった原因として、的を得ていることなのだ。

しかしここ20年の間に(日本ではここ1,2年だ)、研究の焦点は失敗から成功に移った。
僕らの仕事のコンテンツ作りのひとつの柱にもなっている、ポジティブ心理学の流れだ。

バッキンガムはニューヨーク州立大学のサンドラ・マリーの研究を紹介している。
平均同居年数が約11年の、長続きしていてお互いに満足感の高いカップルを対象にしたその研究では、相手を理解していることが強い関係を築く、という今までの考え方がどうやら違うという明確な結果を示しているという。

そのかわり、はっきりとした一つのパターンがあるという。
満足度の高い夫婦では、「やさしさ」「隠し事がない」「寛容さ」「辛抱強さ」「温厚さ」などすべての調査項目において、夫(妻)の妻(夫)に対する評価が、自分の自分に対する評価よりも高いというのだ。

言ってみれば、お互いの行動についてもっとも寛大な解釈を当てはめ、それを信じること。
この、「肯定的幻想」が強い関係につながっている、という。
幻想が確信を与え、確信は安心感につながり、安心感は親密さをはぐくむ。親密さは愛情をより深めているのだという。

ま、ここでは多分、自己効力感の強い人とか、肯定的幻想が持てる人のほうが結局うまくいく(恋愛においても仕事においても)、というような短絡的な落とし込みにもっていくのではなくて、大事なことは相手や自分の欠点をとらまえて、それをどうにか修正しよう、と試みても、それが必ずしも自分の理想(幸福感)へ自分を導く手段にはなりえないということだろう。

→ 顧客満足度の低い自動車修理事業の業界において、BP Pro Care社は、顧客満足度79%と非常に高いレベルを保持していた。しかし経営陣はこの現状に満足せず、更に高い顧客満足度を目指し、「不満足顧客」を対象にした調査を実施した。調査結果から、欠点や問題が浮き彫りになったが、責任の擦り付け合いが社員の間で始まり、社員のモラルとモチベーションが低下を引き起こしてしまった。そこで、AIを導入し、今度は満足している顧客と顧客満足度が高い店舗を対象に、「なぜ満足度が高いのか」というヒアリングを行った。調べてみると単純なことで、例えば、担当整備士と直接話すことができること、進捗を報告すること、電話を1回目の呼び出しで取ること、車を洗うことなど、些細なことが挙がった。8ヵ月後、BP ProCare社の顧客満足度は、この取り組みの前を上回る95%へと上昇した。(ヒューマンバリュー社のAIの説明の中から、デフィシットアプローチの失敗からポジティブアプローチに切り替えて成功したという事例)


こうなると、、、
守破離の概念とかと、どう同居させよう。
悩むねー
(もう仕事の話)

つまりさ、君のところに新入社員が来たとするじゃないか。
どの辺までは、社会人の基礎として、型にはめること(GAPアプローチ)をして、どこら辺から個性を生かすこと(ポジティブアプローチ)を行うか。
いや、こういう表現じゃないのかな。

どう同時に表現するか。
個と全体の話のようにね。

いつもどおりの僕の考えだとさ、注目は確かにここ数年GAPアプローチから、ポジティブアプローチに移ったけどさ、この両方を取り入れた概念、つまりはここでも両者をアウフヘーベンした概念っていうのが次には出てきて、やっぱりどっちも片方だけっていうのは駄目だよね、っていうのが将来の姿だと思うわけですよ。


不足を充足しつつ、個性を活かすわけね。

個性を活かす=できることを活かす、だからね。
事実を増やしておくことがひとつのキーだから。

するってえと、不足を充足する(事実を増やす)過程では、例えば資格を取るとか、公式を覚えるとか、嫌な人をやり過ごすとか、前提になる成果を上げるとか、職位を上げるとか、いくらでもでてくるよね。
その瞬間はやっぱりモチベーションは損なわれているであろうことは想像に容易くて。

我々はその循環をうまく逃げ回りながら前に進んで行くってことか。

周期の話も縁の話もあるしなあ。
フクザツ極まりない。

あ、やばい、これこそ落としどころがない。笑
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