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脳ができること
Fri.14.07.2006 Posted in γ
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アンドルー・ワイルの「癒す心、治る力」に、「イメージ」に関する記述がある。

ちょっと難文だが意味をとるのは難しくないので読んでみると、、、

「こころの目は治癒系と特別な関係にある。・・・後頭部にあたる脳の大部分は大半が眼球の網膜からくる情報の処理に追われているのがふつうだが、その仕事から解放されて情報処理の対象を内部に向けたとき、からだとこころの交流のための、もっとも重要なチャンネルがひらかれることになる。」とワイルは述べている。

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その仕事(眼球の網膜からくる情報の処理)から解放されて対象を内部に向けたときに何が起こるか?

ワイルはイメージ療法のセラピストの力を借りてイボの治療をしたクライアントの例や、自己免疫疾患を克服したクライアントの例を紹介する。

*

切り取っても何度も再発してくる左手の大きなイボを取り除きたいと悩んでいたクライアントは、イメージ療法のセラピストの指導によって蒸気ショベルがイボをかき落とすイメージを思い浮かべることによってその問題を解決した。

自己免疫疾患の患者は、(攻撃をしない)白血球を白バイに乗った警官として想像し、その警官がサイドカーに赤血球と血小板を乗せて血液中を走り、(攻撃してくる)白血球から護衛をするというイメージを意識的に繰り返すことによって治療効果を上げる。

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大脳皮質の多くの部分を、まさに”そのための”情報処理に用いた結果、自律神経系など自分の体の状態を意識的にコントロールしたということになる。

「同じ感情の高まりを治癒のイメージに向け、治癒系を活性化させ、遺伝子の中に隠されている再生能力にアクセスすることができるようになるのだろう。」

*

脳が自分に現実に見せているもの、それは「自分ができること」とかなりシンクロするもので、翻って脳に仮想現実を視させて一人歩きをさせれば、人間はその「できること」の想定の範囲についてもっと自律的に操作することが可能になるかもしれないと思わせる。

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僕が強く興味があるのは、そこにもメタフォリカルなアプローチが行われていることだ。

つまり、この例の場合も「蒸気ショベル」や「警官のふるまい」といった、自分がイメージを喚起しやすい、しかも自分にとって感情的な反応を示しやすい「例え」が有効活用されている。

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そしてここにも有限から無限を創出する例をみることができる。

思うに自己肯定感も、仕掛けとしては恐らく同じような行為なのだろう。

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