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your balance nesting your balance 
Sat.17.02.2007 Posted in γ
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*** バランス その1


人間、バランスが大事。


AかBかを選ぶのではなく、AもBもできちゃう新たなCを選択していくのが哲学でいうアウフヘーベンにつながるのだけど、それってAもBも見渡しているバランス感覚、全体を見とおせる目がないとできない。

「真にいいバランスはパワーがある。インパクトもイノベーションもある。」
これは最近ではdocomoのFOMA SH702iDをデザインした日本を代表するグラフィックデザイナー、松永真の言葉。オレはこの言葉を大学生のときに目にして、それからずっと心に刻んできた。世の中にバランスの良さがパワーを持つ事例には、ホント事欠かない。

”バランス”とは全体視することであり、つまり”デザイン”することなんだ。

人間は、バランス(デザイン)の良さに美しさを感じるようにできている。
そして人間には、バランスをとりたい、という気持ちが働いていると考えられる。

最初に戻って、バランスの良さを感じたいとする志向を、全体を見通せる目を手に入れたいとする志向だと置き換えていいとすると、例えば人間が、個の単位ではなくて、もっと全体、例えば人類という単位でモノを見ようとする機能がもともと備わっているということになる。地球とか宇宙とか、チームとか、仲間とか、そういう単位にそもそも人間は惹かれるのだ。

バランス、とは「全体」である。



*** バランス その2


意識的にバランスを崩すことが大事だという話。


オレたちの生活における大前提のひとつ、それは有限の中に生きているということ。
例えば、1日は24時間、という有限。人の一生には終わりがある、という有限。

その中で「何か」に集中的に時間を割くと、他のことに費やす時間は当然短くならざるを得ない。
逆に言うと、意図的にバランスを崩すことで、その分「何か」が恩恵を受けることになる。

洋平が、”東京マラソンを走るので、練習でぜんぜん勉強ができてません。”
と謙虚にメールに書いてきた。

彼は今、意図的にバランスを崩している。
そのことで、東京マラソンを手に入れる。
東京マラソンを走ることで、大きな何か(バランスを崩した恩恵)を手に入れる。


人間、時に意識的にバランスを崩すことが大事。


小宮講で、この話を書くのは3回目だけど、人間の体の構造はそれを証明している。

脳というのも普段は各部位がそれぞれバランスよく、体の機能を制御するように機能している。
ところが、脳の一部の機能(例えば視覚)がなにかのショックで失われると、そのバランスが崩れる。
するとその隣に位置する機能(例えば聴覚)が、失われた機能の部位を侵食して、結果視覚を失った人がその代わりに、すばらしい聴覚の能力を得ることがある。

このように、人間の体そのものが有限のキャパシティではあるが、その世界の中で普段保たれているバランスの拮抗が崩れることで、ある機能が本来の関係性からは許されないほどの能力を得られるように設計されている。

20070217124228.jpg


全体のバランスを崩すことで、「個」にスポットが当たるのだね。



*** バランスをとる × バランスを崩す


どうやら”バランスがとる”ことと”バランスを崩す”ことのバランスをとることが大事、ということか。

マトリョーシカ(※)のような表現になってきた。
IT企業出身としては、ネスティングと言うべきか。笑


”全体”としては、整然とした関係性が強さであり美しさである。

”個”としては、拮抗している関係性を断ち切ったとき突出した力を発揮する。

ここにまた、人間は”個”と”全体”の拮抗の元に成り立っているのだと言う考えることができる。


”個”は他の”個”との関係性という制約のもと、それぞれが突出しようとふるまっている。
”全体”は”全体としての”キャパシティがゆえに、”個”の集合体として均衡を保とうとする。しかしながら、その”個”の自律が”全体の”質の高さを底上げすることに他ならない。

ポジション間でレギュラーを争そわせる、野球やサッカーのチームづくりについて、ここに正しさを見つけ出すことができる。


話が逸れるが、オレは大概理屈から「ホラ、これもこんな風だ。」と書いているが、実際にやりたいのはこういう風に理屈から「具体的な何か」を創りだすことだ。
言ってみればオレは勉強すればするほど、例えばサッカーチームの練習プログラムアドバイザーになれると思っている。笑



*** オレたちのキャリアデザイン ~ついでにおさらい~

この図はよくオレが使うキャリアデザインのフレーム。

20070217124445.gif


左下の矢印のスタート地点、これは「個」である。
自分がどんなことを知っているのか(見てきたのか、聞いてきたのか、経験してきたのか)という、”今の自分(個人)”。

今の自分がどこに向かって進んでいくのか。その→を考えるにあたって、左上からもうひとつの視点がやってくる。
それがすなわち”全体”としての視点。

それは、社会であり、家族であり、チームであり、あなたがすべきことであり、あなたの価値観である。

そしてその「個」としての進むべき矢印に、「全体」としての視点から来る矢印が正しく干渉して、自分のキャリアベクトルがつくられる。
「個」と「全体」でつくられたバランスのとれた全体図は、やはり美しいものになるだろう。



うん、

今日はオレのちっぽけな(感情・知識・思想)の赴くまま暴走しないうちに、終えるとしよう。
時間を使いすぎると1日のバランスが崩れちゃうからね!

ではまた。


"your balance nesting your balance"
あなたのバランスを入れ子にしているあなたのバランス



マトリョーシカ人形(ロシア語:Матрёшкаマトリョーシュカ、Matryoshka doll)は、ロシアの木製の人形。単にマトリョーシカともいう。胴体の部分にて上下に分割でき、中には少し小さい人形が入っている。これが何回か繰り返される入れ子構造になっている。入れ子にするため手は無く、胴体とやや細い頭部からなる筒状の構造である。6重以上の入れ子である場合が多い。(Wikipedia)

ネスティング (nesting)または入れ子構造(いれここうぞう)とは、コンピュータのプログラムにおいて、なんらかの構造の中に別の構造がすっぽりと収まっている状態のこと。ネスト、入れ子とも呼ぶ。ループの中でさらにループが書かれている場合や、if文の中でさらにif文が書かれている場合など、ある制御構造の中に同種の制御構造が入っているものを指すことが多いが、全く異なった構造であってもネスティングと呼ばれる。(Wikipedia)

Russian-Matroshka.jpg


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comments

そうか

そうか。達成感か。
素敵な言葉だ。

今度それについて書いてみよう。

フレームについてはそのとおり。

>今回は珍しくフラクタルって言葉使わなかったですけど、

今回ね、身近な人に、10行読むのもたないって言われて(笑)、、、少し説明を細やかにしてみた、、、なってない?あはあは(苦笑)

完走しました

無事に完走しました~。手に入れたもの、たくさんありましたよ。1番は、やっぱ達成感かな。


例のフレームのポイントは、バランスの取れた全体像がまた個となり、さらに異なった全体とバランスを形成しようとするところですよね。

今回は珍しくフラクタルって言葉使わなかったですけど、入れ子とかネストって言ったほうが読者に分かりやすかったり!?

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